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廣田硝子
あられ 小皿
雪月花
伝統的な「霰文(あられもん)」を
ガラスで表現した一品。
霰文(あられもん)とは、
大小のドット(玉)が整然と並ぶ、
鉄瓶などに用いられていた
デザインのことを指します。
つぶの並んだシンプルな美しさをもった模様で、
日本で長く愛されてきた模様です。
きらめくつぶつぶの真ん中には、
梅の花を思わせるデザインを配しました。
つぶつぶがお料理や
お菓子を引き立ててくれる小皿は
約5寸程のお皿なので、
ちょっとした取り皿にもよいサイズです。
霰紋の和の趣をたっぷり楽しめますよ。
現代に合わせてアレンジ。
老舗・廣田硝子ならではの「あられ」
霰文をガラスで表現するには
高い技術が必要でした。
欧米の発達したプレスガラス技法が日本に伝わり、
明治大正と時代とともに
様々な模様を刻み込んだガラスが生産され、
日本のプレスガラスの技術も向上してゆきました。
吹きガラスより上部で模様がハッキリと刻まれ、
大量生産に適したプレスガラスは
人々の生活や時代を色濃く反映しながら
数多く作られました。
日本のガラス生産のたゆまぬ研鑽、
その末に「あられ」紋様をアレンジした
和の趣を持つ食器が
日本で作られるようになりました。
「あられ」はその硝子を現代の生活に合わせて
もう一度作られた日本製プレスガラスです。
金型の製造が困難で手間のかかったその硝子は、
現代のくらしにあわせてアレンジされて、
今も一粒一粒光を受けて輝きます。
明治より伝統と歴史を受け継ぐ
廣田硝子ならではの美しい霰文を
お楽しみください。
[雪あられ 白色]
ほんのり乳白の優しい色合いで
春先のぼたん雪のような、
ぽぽぽっと咲いた白い梅の花のような、
穏やかな愛らしい器です。
[月あられ 古代色]
懐かしさの漂う古代色で
つぶのきらめきが楽しめて、
他の器とも馴染みやすい色です。
[花あられ 桃色]
柔らかな桃色と
ほんのり乳白が印象的な色合いで、
朗らかに咲いた梅や桃の花の様な色で、
食卓を彩ります。
シリーズで揃えたくなる可愛さ。
「あられ」シリーズには
様々なデザインがあります。
どれも使いやすくかわいらしいデザイン。
シリーズで揃えて使っても素敵ですよ。
①タンブラー>>
②タンブラー小>>
③小鉢>>
④小皿>>
廣田硝子のお話
明治32年創業、東京に創業した廣田硝子は、
東京で最も古いガラスメーカーの一つです。
戦前より会社に伝わる貴重なデザイン資料や
脈々と受け継がれる技術を大切にしながら、
手作業の価値を見極めたものづくりをしています。
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